今年こそ英語を習いたい!と思っているあなたに。
20年以上英語を教える仕事に携わってきて私が感じていることは
英語って、学び続けないとダメなんだ。
ということ。
でも、実際は2年くらいで脱落する方が全体の7割強(←Jane調べ)
では、これはなぜなのか。
考えに考えて出した答えがこの2つです。
1. 具体的な目的がない
2.自分の進歩が実感できない
具体的な目的がない
TOEICの高得点を目指している方や、英検の高位級を目指している方は
具体的な目的がありますし、勉強の期間も、実際の試験の日程と合わせて予定が立てられます。
でも
「今年こそ英語が話せるようになりたい!」
という
一見具体的な目標があるように見える人にこそ
脱落の危険があるんです
ちょっとキツい言い方をしますが
「英語が話せるようになる」という目標がぼんやり過ぎるのです
言ってみれば Hello! I'm............を滑らかに言えるだけでも
英語ペラペラ
って言えますよね。
でもきっともっと話したいからこそ、習うんですよね。
ただここでほとんどの方が気づいていない
「英語が話せる」の内容が高度すぎることも
挫折の理由に挙げられます。
よく聞くのが
「日常会話くらいは話せるようになりたい」。
日常会話って、日本語で考えても、教育、医療、政治、芸能、文化、果ては宇宙まで…
言ってみれば
難解な会話のオンパレード
なんです。
だから無理だよ。というのではなく、
まず、「もっと具体的な目標を持ちましょうか」
という話です。
*映画の中の短い表現がわかるようになりたい
*簡単な挨拶や相槌が打てるようになりたい
*話していることのざっくりした内容がわかるようになりたい
*わからないことを質問できるようになりたい
これくらいなら、真面目に1年もやればわかるようになります。
まずは自分が
🔴どんな時に
🔴何を
話せるようになりたいのか、決めることをお勧めします。
自分の進歩が実感できない
これも実は挫折の大きな理由なんです。
「何年やっても上手くならない」
とおっしゃる方がいらっしゃいます。
でも、ちょっと待ってください。
具体的な目標もないのに、上手いもへったくれもありません。
通訳レベルを「上手い」と思っている方。
あれは特殊技能です。
英語が話せて、日本語も話せて、その二つに加えて
言葉のセンスが要求されます。
相手の話していることの要点を抜き出し、
それをまとめる力も必要です。
そしてそれは、通訳の学校に通うほど難しいんです。
去年の自分より、今の自分の方が
わかる単語も、言える言葉も増えているはずなんです。
それが実感しにくいのは、
ただレッスンしていれば上手になると思っているから。
だから私は、具体的な目標を持って欲しいんです。
一番簡単なのは
⭐️自分の行きたい外国に行く。
⭐️現地の人と交流する。
この2点です。
4月からやる気満々で始めた英会話が挫折しそうなあなた。
この2つを具体的にイメージして決めませんか?
あなたはこの2つを決めることで
きっともっと英語に意欲が持てます。
もっとレッスンが楽しくなります。
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